時流の変化から、夜間営業が厳しくなっている飲食業界。
その状況は、ラーメン店にあっても例外ではありません。
そんな苦境に立たされているラーメン店ですが、あえて朝にラーメンを食べて、一日の活力を養ってもらうというサービスを開始している店舗があらわれてきました。
そこで今回の記事では、朝に食べるラーメン、いわゆる「朝ラー」の美味しいお店を特集していきます。
麺や福々三座(めんやふくふくさんざ)
最初に紹介するのは、千葉県に店舗を構える「麺や福々三座」です。
こちらのラーメン屋では、醤油ラーメンと豚三座が一緒に味わえる「モーニングセット」を提供しています。
旨みたっぷりの濃厚スープが人気の秘訣で、ゲンコツ(豚のひざ間接部分)や豚の頭部、鶏ガラなどの素材を10時間以上かけて炊き出されます。
このスープに中太ストレート麺が絡み合えば、朝から至高のラーメンワールドが体験できるでしょう。
土日祝には、小鉢2品とサラダが追加された限定セットも販売中です。
中華そばしながわ(ちゅうかそばしながわ)
ラーメン店の激戦区と知られる池袋を拠点に営業し、根強いファンを獲得しているのが、「中華そばしながわ」です。
中華そばしながわでの人気の朝ラーは、「特製朝ラー」。
名前のとおり朝から提供されている一杯で、シンプルなのに奥深い味わいとリーズナブルな値段が大人気となっています。
また、固定客でなくとも、気軽に立ち寄れる佇まいも好評。
近くを通った際は、ぜひ利用してみてください。
鶏白湯ラーメン博千(とりぱいたんラーメンひろせん)
千葉県成田市の朝ラー人気店と言えば、「鶏白湯ラーメン博千」をおいてほかにはありません。
こちらのラーメン店では、特製の鶏ガラ100%スープで作られた「醤油ラーメン」が、朝ラーとして提供されています。
鶏ダシならではの香り高い味わいが人気の秘訣で、世代問わず色々な人たちから支持を集めています。
さらに、トッピングのチャーシューは、門外不出の秘伝ダレで作られた一品。
甘味がやや強いものの、まったくしつこくないと、こちらもお客さんから評判です。
珠玉の朝ラーを食べて、あなたも一日の活力を養ってください。
新宿歌舞伎町麺堂にしき(しんじゅくかぶきちょうめんどうにしき)
「新宿歌舞伎町麺堂にしき」は、午前5時から朝ラーを提供しているラーメン店です。
朝ラーの提供時間は7時からとしている店が多いのですが、この時間から開始できるのは、人々のアクセスの盛んな新宿ならではと言えるでしょう。
そんな新宿歌舞伎町麺堂にしきの人気の朝ラーは、鴨からダシをとった、「チャーシュー鴨だし醤油ラーメン」です。
スープは鴨のダシを長時間かけて抽出し、5種類もの醤油をブレンドして作られる上品な味わいが特徴。
また、ほどよく煮込んだ鴨チャーシューは、臭みがまったくなく鴨ダシスープにきちんとマッチしています。
鴨ダシの贅沢な味わいを、あなたも一度ご賞味あれ。
どうとんぼり神座新宿京王モール店(どうとんぼりしんぎしんじゅくけいおうモールてん)
野菜をたっぷり使ったあっさり系のラーメン、その名も「おいしいラーメン」が食べられる、「どうとんぼり神座新宿京王モール店」。
こちらのラーメン店では、白菜をこれでもかと使用してダシを取っています。
野菜の持つ優しい味わい強調された一杯ですから、朝はサッパリしたものが食べたいという人にはピッタリの一杯でしょう。
また、トッピングを利用すれば、モヤシやネギ、キムチなどが追加可能。
野菜たっぷりのラーメンに、さらに野菜を追加し健康面にも配慮できます。
築地の中華そば伊蔵八(つきじのちゅうかそばいぞはち)
西東京市でラーメン通を唸らせているのが、「築地の中華そば伊蔵八」です。
このラーメン店で提供されている朝ラーは、「中華そば」。
豚や鶏、そして野菜からじっくり取ったダシで作るスープは、濃厚でストレート麺にもよく絡みます。
トッピングには大きなチャーシューが使用されていますので、朝からガツンと食べたい人にはたまらない逸品。
最寄り駅から徒歩で20分とやや不便な立地ですので、利用の際は車で向かうのがおすすめです。
ソライロNIPPON(そらいろにっぽん)
東京駅のラーメン街「ラーメンストリート」の人気店、「ソライロNIPPON」。
こちらの店舗では、天草大王からダシを取った「淡麗醤油ラーメン」が大変な人気となっています。
天草大王は熊本の地鶏の一種で、博多名物の水炊きなどにも使用されている高級なニワトリです。
この地鶏と特製の生醤油を使ったアッサリスープは、まさに淡麗という表現がピッタリ。
厳選された食材を贅沢に使った珠玉の一杯を、あなたもぜひご賞味ください。
田町えっちゃんラーメン(たまちえっちゃんらーめん)
朝だからこそガッツリとスタミナをつけたい人には、「田町えっちゃんラーメン」がうってつけです。
こちらの朝ラーは、チャーシューを豪快に盛り付けた「チャーシュー麵(並)」。
腕肉とバラ肉の2種類の部位から作られたチャーシューを使っているのが特徴で、卓上のニンニクと一緒に食べれば、一日の活力が一気に充填されます。
追加でライスも注文できますから、お腹いっぱい食べて生気を十分に養ってください。
まとめ
時代の流れもあり、ラーメン店の中には、夜間の営業が厳しくなっているところも出ています。
そんな中、あえて朝にラーメンを提供する「朝ラー」に力を入れる店もあらわれてきました。
朝ラーは、一日の始まりにラーメンを食べることで活力を十分に補充できるとあって、今大変な話題となっています。
みなさんも朝ラーを食べて、力強い一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。