広大な道を走り抜ける!グルメも満喫できる北海道の人気のツーリングスポット

広大な土地と大自然が広がる北の大地・北海道は、その面積の広さからまっすぐなワインディングロードも多く、ツーリングの聖地と呼ばれています。

道内のみならず、全国からツーリストが訪れる人気の北海道は、その広さゆえにツーリングスポットも多いため、バイクで走るだけではなく海の幸や大地の恵みを満喫できるのが魅力です。

美味しいグルメや、道産ミルク使用のソフトクリームを求めてのツーリングも楽しいです。

・道北の人気ツーリングルート「オロロンライン」

オロロンライン|稚内まで海岸線をひた走る絶景ドライブルート! (hokkaido-labo.com)

天気に恵まれたツーリングであれば、日本海に浮かぶ利尻島、礼文島、天売島、焼尻島を臨みながら走行することができる絶景オロロンラインが最高です。

道北の石狩市から留萌の間の道道231号線、留萌から天塩間の道道232号線、天塩から稚内間の道道106号線を合わせた、海沿いのルートがオロロンラインです。

海沿いのルートなので、海風や潮の香りも気持ちよい人気ツーリングコースです。

稚内に近づいてくると、まっすぐな道路に風力発電機がスラリと立ち並んだ圧巻のルートです。

オロロンラインをさらに北上しながら走り抜けると、日本最北端の町・稚内に着きます。

ノシャップ岬や宗谷岬も、最北端ならではの独特な雰囲気があり、見ごたえのある景勝地です。

お腹が空いたら、休憩も兼ねて新鮮な海の幸や寿司を堪能してください。

・大自然を満喫できる知床半島はツーリングの聖地

北海道東部の斜里町と羅臼町にある、オホーツク海の南端に位置する知床半島は、世界的にも希少な生物や流氷など、ダイナミックな自然を感じられる世界遺産に登録された場所でもあります。

知床にはキャンプ場や温泉もあるので、ツーリングと兼ねて楽しむことができる人気のスポットです。

北海道はまっすぐな道が多いですが、知床ツーリングはオホーツク海を眺められる絶景のワインディングロードがあり、走りごたえも抜群です。

ワインディングロードを走り疲れたら、レストハウスで地元グルメを味わいながら休憩してください。

・北海道らしい風景や人気スポットが集まる富良野美瑛エリア

富良野へラベンダーを見に行こう!時期、見どころのすべて! (hokkaido-labo.com)

北海道観光の代表スポットとも言える富良野・美瑛エリアは、ツーリングにも最高のスポットです。

北海道らしいラベンダー畑がきれいに広がる6~7月頃は全国からの訪問者が絶えず、車だと渋滞は避けられないですが、バイクであればストレスなく走ることができるのもツーリングの魅力と言えます。

美瑛エリアには過去にCMにも使われた「パッチワークの丘」と呼ばれる丘が連なり、パッチワークのように見える北海道らしい景色を見ながら走ることができます。

そして是非訪れておきたい、SNSでも人気の名スポットは美瑛の「白金青い池」です。

水面が青く見える不思議な池は、写真映え間違いなしです。

青い池に立つ枯れたカラマツと相まって、幻想的で不思議な雰囲気を醸し出しています。

季節や天気によって様々な表情を見せてくれる青い池は、日々異なるブルーを楽しむことができます。

一度は見ておきたい青い池は、駐車場にバイクを停めて池まで数分歩くと見ることができます。

・道央の人気ツーリングスポット「神威岬」

神威岬|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE! (visit-hokkaido.jp)

道央の積丹半島からせり出す形で佇むのは、神威岬です。

神威岬へ向かう海岸線に沿った絶景のルートは、道内外からのツーリストが絶えない人気のツーリングスポットです。

駐車場にバイクを停めて、約700m歩くと神威岬の先端部分まで行くことができます。

シャコタンブルーと言われるきれいな澄んだ青い海を見ることができるので、是非岬の先まで歩いてみましょう。

神威岬の入口にはゲートがあり、季節によって開閉時間が変わるので、お出かけ前にチェックしてから行くことをおすすめします。

ここまで来たら、シャコタンブルーをイメージした青のクリームソーダや、青いソフトクリームは是非食したいご当地スイーツです。

積丹と言えばウニが有名なので、ウニ漁が解禁する6~8月はウニ丼も必食です。

・北海道自然100選にも選ばれた室蘭・地球岬

地球岬|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE! (visit-hokkaido.jp)

道央の室蘭にある地球岬は、北海道の自然100選にも選ばれている人気の景勝地です。

太平洋に面した地球岬には海抜120mの断崖絶壁の場所に灯台があり、地球の丸さを感じられることから、地球岬と呼ばれています。

海と絶壁の絶景を堪能できるこの場所には、多くのツーリストが訪れます。

地球岬までは、苫小牧方面から入る東側のルートと、反対に西側から入るルートの2つのアクセス方法があります。

西側ルートからアクセスする場合には、道中で白鳥大橋という大きな橋を渡ることができます。

しかしこの橋は、125㏄以下のバイクは通行禁止になっているので注意が必要です。

何人かで地球岬に来たら試してみたいのが、「炎の毒まんじゅう」です。

6個のうち1つ激辛まんじゅうが入っていて、誰に当たるかスリル満点で楽しいです。

・360度の大パノラマを堪能できるツーリングの聖地「開陽台」

開陽台 | 観光情報 | イベント・観光 | 中標津町公式WEBサイト (nakashibetsu.jp)

道東の中標津町にある開陽台は、標高約270mの小高い丘です。

開陽台へ向かう中標津町北19号線は、まっすぐでアップダウンが激しいことからジェットコースターに例えられるほどです。

ツーリングの聖地とも呼ばれるコースになります。

開陽台に上ると360度の大パノラマが広がり、地球の丸さと広さを体感でき、天気が良い日には国後島まで眺めることも可能です。

地元の牛乳や食材を使ったジェラートが食べられるレストハウスで休憩も良いでしょう。

・透明度の高さは日本1の「摩周湖」周辺

摩周湖|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE! (visit-hokkaido.jp)

霧のイメージが強い摩周湖ですが、その透明度は日本一と言われています。

摩周湖には3つの展望台があり、第3展望台につながる道は硫黄山を臨みながらのワインディングロードを走ることができ、ライダーに人気のコースです。

第1展望台からの道は、広大な北海道らしい平野を楽しむことができるコースです。

摩周湖のレストハウスでは、摩周ブルーのソフトクリームが食べられます。

バニラとミックスした「霧ソフト」もあるので、お好みでチョイスできます。

・ニセコの大自然を走り抜けたい「ニセコパノラマライン」

ニセコの大自然をドライブで!ニセコパノラマラインの魅力 (hokkaido-labo.com)

道道66号線の岩内からニセコまでの間は、ニセコパノラマラインと呼ばれています。

1000m級の山の中を走り進めていくと、温泉成分である硫黄の匂いが漂ってくるルートになります。

 ニセコの街並みや羊蹄山など、北海道らしい雄大な景色を臨むことができる人気のツーリングスポットです。

岩内側のルートでは日本海を臨むことができるので、異なる景色を楽しめるのも魅力です。

ニセコパノラマライン周辺にはおしゃれなカフェやレストランも多く、お腹が空いたら是非寄ってください。

日帰り温泉でツーリングの疲れを癒し、休憩するのもおすすめです。

北海道はその広さゆえにまっすぐで信号のない道が多いので、ついスピードを出したくなりますが、くれぐれも安全運転を心掛けてください。

北海道はガソリンスタンドが長い距離見つからないこともありますので、スタンドを見つけたら早めに給油しておきたいところです。

北海道は野生動物が道路を横切ることも珍しくはないので、走行中に衝突しないように注意を払いながら運転することが重要です。

北海道は梅雨もなく、夏の暑さが控え目のためツーリングに適した気候ですが、陽が沈むと冷え込むこともあり、気温差にも注意が必要なので防寒対策は忘れないようにしましょう。

大自然と美味しい道産子グルメを堪能できる北海道で、快適・安全にツーリングを楽しんでください。